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ライター

Masato Nagasawa (Nagi)

ワイン醸造家 / ブドウ栽培家 (エノログ)

ワインをきちんと知ったのはドイツに来てからという異色な経歴を持つ醸造家。

「ワインは所詮は酒であり、嗜好品の一つにすぎない」が口癖。嗜好品だからこそワインは美味しくあるべきで、ワインメーカーはそこにこだわりを持たなければならない、というのがワイン造りにおける行動原理。

周りからはアンチ自然派ワイン側にいると思われているが、実際は美味しければそこへのこだわりは全くもっていない。

ワインの”ワ”の字も正確には知らないまま一念発起してドイツのガイゼンハイム大学(Hochschule Geisenheim University)でワイン用ブドウの栽培学とワイン醸造学を学ぶために2013年秋に渡独後、2014年年初に大学入学資格のための条件となるドイツ語試験に合格。その後、Sylvanerのプロフェッショナルとしてその名を知られるラインヘッセンのワインメーカー、Michael Teschke氏の元で研修を行う。

同大学在学中にはドイツ国内をはじめ、ギリシャやニュージーランドのワイナリーで研修を行い、近代的なワイン造りのメソッドに加えてアンフォラを使用した古代ワイン造りについても知見と経験を持つ。

同大学を2018年2月に卒業。卒業論文のテーマは「Untersuchung zum Einfluss der Traubenlagerung auf die Weinqualität (ブドウの保管がワインの品質に与える影響について)」。

卒業後はナーエ産地に拠点を置くVDP所属ワイナリーであり、800年以上の歴史を持つドイツで最古の個人所有ワイナリーにエノログとして勤務し、主にブドウの栽培と醸造を担当。現在はワイナリーにおける中心メンバーとなっている。2020年より正式に同醸造所の醸造責任者を務める。

2023年5月末に同ワイナリーを退職し、同年6月より場所をラインガウのワイナリーに移すが継続して醸造責任者としてワインを造っている。

ワイナリーの業務時間外では当サイト”Nagi's Wineworld -醸造家の視ている世界-”の管理者兼ライターとして日々、記事のネタや知識を調べつつ、フリーランスとしても活動している。日本のワイナリー様に対してのコンサルティングの実績も持つほか、ワインに関するセミナーの講師やドイツワインの購入代行、ドイツ国内でのワインツアーのアテンド、ドイツへの留学、就職相談なども請け負っている。

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04/17/2019