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醸造に関わらない方にとってはあまり身近な話ではありませんが、ワイン造りの過程において果汁中、もしくは発酵が終わった後のワインに入れられるものは次の2つに大別されます。
- 添加剤
- 補助剤
傍から見る分にはどちらも果汁中、もしくは発酵後のワインに「添加」されるものであるため大した違いはないように思われるかもしれません。しかしこの両者の間には非常に大きな違いがあります。
この記事の目次
- 添加剤と補助剤の違い
- ボトルに残るからこそ残る影響力
- 引き算の影響をもたらす補助剤の使用
- 補助剤の影響を正しく測る
- 常にネガティブではない補助剤の影響
- 今回のまとめ | 本当に気にするべきは飲まれる姿
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添加剤と補助剤の違い
添加剤と補助剤、一体何が違うのでしょうか。
この両者の違いは最終的なボトルの中に「残る」か「残らない」かの違いです。最終的にボトル内に何らかの形で残るものが添加剤、残らないものを補助剤といいます。
メモ
「添加剤」と「補助剤」の言葉の使い分けは慣例によっては逆になっていたり表現が異なっている場合があります。その場合には適宜、意味にあわせて読み替えてください。
いくつか例を挙げてみます。
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