Member 栽培

ぶどう畑の苦難

更新日:

すでに何度もこのBlogでも書いてきましたが、今年のドイツは本当に暑く、まだ5月だというのに日中の気温が30度を上回る日が続いています。場所によっては洪水が起きるくらいに大雨が降っている一方で、ラインガウ近辺では雨が極端に少ないわりに湿度が高い、雨が降りそうで降らない毎日です。

 

こんななか、ぶどうは順調すぎるほど順調に成長しています。順調、というと聞こえは良いのですが、実際には速すぎる、というのが実感でもあります。ぶどうの高さはすでに2mを超えるほどになり、ワイヤーは柱の一番高い位置に設定する必要が出てきています。畑ではワイヤーを上げなければならないのですが、それ以外の、本来ならこのワイヤー上げの前に済ませておかなければならない類の仕事が終わっておらず、結果として表から見える成長の順調さとは裏腹にあまり理想的とは言えない状況に陥っています。

 

顔を出し始める病気の数々

そのような状況が常態化してしまうと何が起きるのかと言えば、病気の発露です。

特に今年は日中が暑く、夜はまだ涼しい気温が続く中、湿度が終始高めの状況が続いています。そしてさらに、時々、思い出したようににわか雨が短時間で降ります。これで病気が出ないほうがおかしいほどです。



このコンテンツの続きを閲覧するにはログインが必要です。

会員の方はログインして下さいログイン
会員登録はこちらから


あなたへのおすすめ記事

1

先立って「ワイン醸造の暗部?補糖は悪なのか | シャプタリザシオンをめぐって」というワインの補糖に関する記事を公開したところ、   補糖の有無よりも補糖することによるワイン内の糖分の量が気に ...

2

先日、当サイトの記事を読んでくださっている方から「ブドウ畑やワイン生産者における山や川の重要性」についてご質問をいただきました。せっかくですので今回はこのテーマについて筆者の個人的な見解に基づくものに ...

3

最近、某有名MW (Master of Wine) がプロデュースしたワイングラスが日本でも発表され話題となっています。 このMWが自身では赤でも白でもワインを飲むときには長年に渡って同じグラスを使っ ...

-Member, 栽培

Copyright© Nagi's Wineworld , 2020 All Rights Reserved.