業務日誌

宴の後は

05/03/2019

  • 場所: Wallhausen (ヴァルハウゼン)
  • 天候: 晴れ
  • 気温: 18℃

本日の業務内容

  • 後片付け

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宴の後に残るもの

昨日の800年記念祭が終わった後、片付けを放棄して帰った我々が今朝になって目にしたものは当然ながら荒れた会場の後。

幸いなことに紙コップやプラスチックの皿といった使用後に捨てる系統の食器は一切使っていなかったのでゴミがそこかしこに溢れているようなことはなかったのものの、ワインや水、ジュースの空き瓶やグラス、食器類はそれなりにテーブル上に散乱している状態だった。

これらを黙々と片付ける、片付ける。

空き瓶を回収し、開封しなかったワインのボトルを倉庫に戻し、テーブルや椅子、ベンチ、ワインバーだったスタンド、冷蔵庫、陽避け用の大型パラソルなどを順々に片付けていくとあっという間にお昼になる。

グラス返却への遠い道のり

その後は借りてきたワイングラスの返却のための作業へ。

まずはラックの中にワイナリーのグラスが混ざっていないかを確認し、割れてしまったりして足らなくなった数を数える。ちなみにこれらのグラスは洗浄する必要がないので、仮にグラスの中にワインが残っているような場合には中身だけ捨てていく。600脚以上のグラスを使って2脚なくなっただけだったのには同僚ともども驚いた。

すべての確認が終わったらラックを車に積み込んで返却に向かう。

この際にイギリスからのお客様を送ることになり、空港経由で目的地へ。距離的にかなりの遠回りになるため、借りてきた時と同様に揺れるグラスにヒヤヒヤし、ついでに重要人物らしいお客様を乗せての運転であることにもヒヤヒヤしながらの車を走らせる。

どうせヒヤヒヤするならトラクターの運転で緊張したいところだ。

そんなこんなで本日の業務を終了。

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  • この記事を書いた人

Nagi

ドイツでブドウ栽培学と醸造学の学位を取得。ドイツのワイナリーで醸造責任者を歴任。栽培家&醸造家(エノログ)。 フリーの醸造家兼栽培醸造コンサルタントとして活動中

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