業務日誌

ボトリングからのトラクター作業

04/16/2019

  • 場所: Wallhausen (ヴァルハウゼン)
  • 天候: 晴れ
  • 気温: 20℃くらい

ボトリングから始まった1日

今日は朝からボトリング。

いつもより1時間早く職場に向かい、ホースやポンプといった器材を準備。ボトリングの装置自体は金曜日に場所を開けておいた倉庫の中に昨晩中に搬入されていたので、今日は熱湯を通して消毒しつつホースなどの接続をするだけですぐに作業を開始できる。

本日のボトリングのノルマは3種類のワインを合計で約9000リットル。内の1種類はちょっと特別なワインなため、使用するボトルもコルクもコルクキャップも、そしてエチケットも完全な別仕様。なので作業中に最低でも1度は装置の設定替えが必要になる。

もっともこのワイン用のエチケットは陶器製のものを使用するので、ボトリングしてから1本1本手で貼るしかないのだけれど。

今日のボトリングチームは8人構成。

  • 2人が充填装置にボトルを投入
  • 2人が装置から出てきた充填済みのボトルを箱詰め
  • 1人が封された箱をパレットに積み込み
  • 1人がフォークリフトでパッキングされたパレットの運び出しとボトルや箱の充填
  • 2人が装置やタンク周りの作業

という内訳。

平均で1800リットル / 時間、約2400本のペースで作業を進めほぼ午前中で充填作業を終了。今回は量も種類も少なかったので切り替え等に時間をとられることもなく順調に作業が完了できた。

ボトリングの後はトラクター作業

その後はタンクの洗浄、手貼りエチケットへの対応、今日充填したボトルの倉庫搬入などを分担して行いつつ、さらにトラクターで作業が一部残ってしまっていた畑に出て剪定した枝を砕く作業を実施。

剪定枝に関しては害虫などが越冬している可能性を考慮して燃やすケースも多いものの、枝を破砕して畑に残しておくことで窒素の供給源と出来ることから燃やさずに破砕するケースも多い。

勤めているワイナリーはまさにこの後者のケースで、これまでも所有する畑をほぼすべてトラクターで回って枝の破砕をしてきた。

左: 剪定枝の破砕前 / 右: 剪定枝の破砕後

今日作業したのは、そうしたなかで作業が一部残ってしまっていた一部の畑。

これも1時間ほどで作業を完了し、本日の業務を完了。

ワイン用ブドウ栽培やワイン醸造でなにかお困りですか?

記事に掲載されているよりも具体的な造り方を知りたい方、実際にやってみたけれど上手くいかないためレクチャーを必要としている方、ワイン用ブドウの栽培やワインの醸造で何かしらのトラブルを抱えていらっしゃる方。Nagiがお手伝いさせていただきます。

お気軽にお問い合わせください。

オンラインサークル 【醸造家の視ているワインの世界を覗く部】へ参加してみませんか?
サークル内ではさらに詳しい解説記事や関連テーマを扱った記事を公開しています。
メンバー向け記事の一部はnoteでも公開中です。もっと詳しく知りたい方、暗記ではないワインの勉強をしたい方はぜひオンラインサークルへの参加やマガジンの購読をご検討ください。

▼ サークルへの参加はこちらから
https://note.com/nagiswine/circle

▼ noteの購読はこちらから
マガジン: 醸造家の視ている世界
醸造家の視ている世界 note版

  • この記事を書いた人

Nagi

ドイツでブドウ栽培学と醸造学の学位を取得。本業はドイツ国内のワイナリーに所属する栽培家&醸造家(エノログ)。 フリーランスとしても活動中

あなたへのおすすめ記事

1

ワインを保管するときにおそらく誰もが一度は疑問に思うこと。それがボトルの置き方でしょう。 ワインのボトルは横置きにしなくてはいけないのか、縦置きにしてはいけないのか。 少し調べてみると、コルクで密閉し ...

2

アセトアルデヒド、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。エタナール (ethanal) とも呼ばれる物質です。 アルコール (エタノール: ethanol) の最初の代謝物で、お酒を飲むと体内でアル ...

3

ワインが注がれたワイングラスをクルクル回す、スワリング。ワインのある場所ではとてもよく目にする光景です。人によってはこれでもか、というくらいにクルクル、クルクルしています。 このスワリング、やった方が ...

-業務日誌
-, , , , ,