用語集

マセレーション / 醸し | ワインの用語集

表記

Maceration (英), Mazeration (独), Macération (仏)

意味

収穫したブドウを圧搾して果汁と果皮や種子を別々にすることをせず、粒を軽く破砕したうえで果汁内に果皮や種子を漬け込む醸造手法。果皮や種子に含まれているフェノール類をはじめとしたエキス分を果汁中に抽出することを目的として行われる。日本では醸しと呼ばれる。

主に赤ワインの醸造時に行われるが、最近ではオレンジワインと呼ばれる白ワインの醸造にも使われるほか、白ワインであっても短時間であれば実施されることも多い。

目的に応じて低温下、高温下、常温下、無酸素環境下など異なる条件を付加して実施される。特に酸素のない環境下で行われるカーボニックマセレーションはボージョレ・ヌーヴォーの醸造方法としてよく知られている。

マセレーションは果皮等の漬け込みのみを意味するため、赤ワインのように果皮と共に発酵まで行うような場合には特に醸し発酵などと言われる。

もっと詳しく

ワイン用ブドウ栽培やワイン醸造でなにかお困りですか?

記事に掲載されているよりも具体的な造り方を知りたい方、実際にやってみたけれど上手くいかないためレクチャーを必要としている方、ワイン用ブドウの栽培やワインの醸造で何かしらのトラブルを抱えていらっしゃる方。Nagiがお手伝いさせていただきます。

お気軽にお問い合わせください。

オンラインサークル 【醸造家の視ているワインの世界を覗く部】へ参加してみませんか?
サークル内ではさらに詳しい解説記事や関連テーマを扱った記事を公開しています。
メンバー向け記事の一部はnoteでも公開中です。もっと詳しく知りたい方、暗記ではないワインの勉強をしたい方はぜひオンラインサークルへの参加やマガジンの購読をご検討ください。

▼ サークルへの参加はこちらから
https://note.com/nagiswine/circle

▼ noteの購読はこちらから
マガジン: 醸造家の視ている世界
醸造家の視ている世界 note版

  • この記事を書いた人

Nagi

ドイツでブドウ栽培学と醸造学の学位を取得。本業はドイツ国内のワイナリーに所属する栽培家&醸造家(エノログ)。 フリーランスとしても活動中

あなたへのおすすめ記事

1

夏の暑い時期、ワインの配送はクール便指定にするのが半ば当たり前のことになっています。自宅に届いたワインの保管、可能な限りワイン用のセラーに入れておくことが推奨されています。 こうした「温度」に関係した ...

2

先日書いた二酸化硫黄を添加しないワインの作り方の記事について、大変ありがたいことにご質問をいただきましたので、今回はそのご質問にお答えする形でもう少し具体的に二酸化硫黄無添加ワインの作り方についてみて ...

3

ドイツの冬といえば、グリューワイン(Glühwein)がとても有名です。 特にドイツ各地で開かれるクリスマスマーケットでは無くてはならない定番のものの1つであり、寒い中クリスマスマーケットを訪れたドイ ...

-用語集
-,