業務日誌

外国人の特別な事情

04/26/2019

  • 場所: Wallhausen (ヴァルハウゼン)
  • 天候: 曇り時々雨
  • 気温: 13℃

本日の業務内容

  • トラクターの設定変更
  • 出荷作業
  • イベント準備

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ビザのために外国人局へ

海外で生活しているとほぼ確実に切っても切り離せないのが、外国人局とのお付き合い

滞在許可証や労働許可証といった我々外国人がその国で生活をしていく上で絶対に必要になる書類を管理しているため、ここからのお呼び出しがかかるとまずはよほどのことがなければ最優先で対応をする相手でもある。

今回筆者はそれまでお世話になっていた外国人局の担当区域外に引っ越しをした関係で、新しく住み始めた地域を担当している外国人局からお呼び出しがかかった。

このため今日はまずは朝一番で外国人局へ。

今回からお世話になる外国人局はこれまでのところと違って完全予約制にはなっていなかった。このためかなり早めに到着したにもかかわらず結構な人が待っており、結局はほぼ午前中いっぱいを使って用事を済ませることになってしまった。

ちなみに手持ちのビザの有効性に問題なし、という太鼓判もいただけたので次回の更新時期まではビザの心配なく過ごすことが出来る見込みだ。

畑以外の作業を進める

外国人局での用事が終わったその足で職場に向かう。

昨晩から天気が崩れており、今日も午前中は雨が降ったり止んだりしていた。このため今日は畑作業は難しいかと思いながら職場に着くと、案の定、小雨が降っている。

午前中にもそれなりに雨が降ったようで地面がかなり濡れており、斜面にトラクターを走らせるのは危なそうだったため、今日は基本的には畑には出ずにワイナリー内での細々とした作業を片付けることに。

ただ来週以降の作業に向けてトラクターのアッタチメントの変更は行う。

トラクター用の車庫に向かうと同僚が午前中に一部の場所で下草用の種を蒔いたらしく、そのための装置がひどく汚れたままトラクターにつけられていたのでこれを高圧洗浄機で清掃してから取り外し、片付ける。

その流れに乗って来週使う予定のMulcherを取り付け、別の一台にもタイプの異なるMulcherを装備する。

倉庫作業で日が暮れる

一通りトラクターの準備が終わった後は、倉庫で出荷作業。そして週末予定されているイベントのための準備と細かい作業をしていると時間になったので本日の業務を終了。

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  • この記事を書いた人

Nagi

ドイツでブドウ栽培学と醸造学の学位を取得。ドイツのワイナリーで醸造責任者を歴任。栽培家&醸造家(エノログ)。 フリーの醸造家兼栽培醸造コンサルタントとして活動中

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